りぶりふ建築設計工房

構造設計

【構造設計について】

安全で快適でより豊かな空間をデザインするのが意匠設計の役割なのに対し、
安心して過ごすことができるように、そして地震や台風などの災害から生命と健康、財産を守ることができる建物をデザインするのが構造設計の役割です。

構造設計とは出来上がった意匠設計図を基に構造計算することだと勘違いしている人がいます。
では…構造設計とはなんでしょう。

【構造デザインは意匠デザインになる】

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法規や空間意匠計画

建物においてどちらも大切な要素です。
意匠デザインを優先して構造デザインを軽視することは出来ませんし、
構造デザインが意匠デザインを台なしにすることも出来ません。

設計に必要なこと…それは…

意匠設計者は構造デザインを考慮しながら設計をすること。
構造設計者は意匠デザインの意図を理解しながら設計をすること。

でも…

意匠設計と構造設計はデザインにおいて相反するものになっています。
それは、構造デザインを考慮しないまま進めてしまう意匠設計者と、
意匠デザインの意図を考えないまま進めてしまう構造設計者が多いからです。

建築の世界において、
目に見える意匠設計は重視され、分かりづらい構造設計を軽視する傾向にあります。
特に住宅のような小規模な建物に関しては顕著です。

・木造の建築物
・階数が2以下
・延べ面積が500㎡以下
・最高高さが13m以下
・最高軒高が9m以下

以上の条件を満たしている建物は「4号建築物」と呼ばれています。
4号建築物は確認申請時

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